2010年10月14日と21日に東海大学付属本田記念幼稚園でリトミックデモンストレーションを行いました。
Monthly Archives: 3月 2013
白石真理さん、日本クラシック音楽コンクール大学院生の部入選(2010年度)
平塚おとなのピアノサークル第三回音楽の集い(2010年10月2日)
平塚おとなのピアノサークルが第三回音楽の集いを開催されました。
2010年10月2日~平塚市立美術館ミュージアムホール
子供の為のリトミック・ピアノ講座一日体験入会(2010年11月)
2010年11月6日にこどもの為のピアノ教室&リトミック・ピアノ講座一日体験入会講座があります。
リトミック要素を取り入れた幼児のビアノレッスン
現在、東海大学教養学部芸術学科音楽学課程では、東海大学付属本田記念幼稚園において、本田記念幼稚園・東海大学エクステンションセンターのご協力を得てリトミック・ビアノ講座を開催しています。
写真はビアノのレッスン会場です。他にリトミックの為に広くて動ける会場も使っています。
小さなお子さんに楽しみながらピアノに親しんで貰おうと考えています。
お歌を歌ったり、リズムに合わせて身体を動かしたり、色々な楽器を演奏してみたり…
そういう体験が自然にピアノを弾くと言う事に繋がったら素敵ですよね?
そんな楽しい講座を目指してます。また、この講座では講師と共に大学院生・学部生が実習を兼ねて、アシスタントとして参加させて頂いてます。
学生諸君の実践的な教育としても非常に有意義です。
神奈川県伊勢原市にある東海大学病院の付近に本田記念幼稚園はあります。来期(4月以降)も本田記念幼稚園で開催の予定です。
近隣の方々、よかったら…
東海大学エクステンションセンターのサイトへ
http://ext.tokai.ac.jp/
2010年2月16日記
東海大学/こどものためのピアノ教室修了発表会(2010年9月4日)
沢田蒼梧君、PTNAコンペティションC級で金賞受賞(2010年8月)
沢田 蒼梧君がPTNAコンペティションC級で金賞を受賞されました。
沢田 蒼梧君は愛知県半田市にあるマツイシ楽器で学んでいます。
伊藤恵子ピアノリサイタル2~当日の様子(2010年7月11日)
ホール探訪#3 海老名市文化会館小ホール(神奈川県海老名市)
ホール探訪#3 海老名市文化会館小ホール(2010年5月現在)
海老名市文化会館小ホール(以下:海老名)は小田急線・相模線海老名駅下車、徒歩5分にあるホール。小ホールは500人位のキャパ、他に大ホールもあります。
まさに私の地元で頻繁に利用させて頂いています。
今回は国立音楽大学で私のクラスで学ばれた増〇さんが録音に使われました。私は図々しく録音ディレクターを努めさせて頂きました。
コンクールを受ける場合、一次がいわゆる「テープ審査」である場合も多々あります。今回その録音を海老名にて行ったという訳です。
ホールを録音の為使用する場合、ホール固有の残響が大切です。海老名は適度に残響があり録音に向いています。(…と知り合いの録音技師さんも話していられました)
今回はヤマハのフルコン使いましたが、ビアノの音色についてはもう少し改善の余地もあった気がします。
音的にはホール後ろ・センターにマイクを立てるのが順当かな?と思います。
録音時間は約4時間でしたが、増〇さんは、録音の最後の辺りで良いテイクを連発されてました。
録音は過酷な為、一般的には3時間越えるとパフォーマンスが下がります。最後に良いテイクを出すのは大変です。ガッツが必要です。立派でした。
2010年5月12日記
平塚おとなのピアノ教室の様子(2010年5月記)
平塚おとなのピアノ教室は神奈川県平塚市の市民センターに所属しているサークルです。
当初は平塚市文化財団と東海大学の文化交流の一環としてスタートしました。その時集まったメンバーがサークルを立ち上げ、私達東海大学芸術学科音楽学課程がお手伝いさせて頂いています。
文化交流として始まってから早くも7年過ぎました。
グループレッスンと個人レッスンがありますが、写真はグループです。
アンサンブルも積極的に取り入れています。場所的・経済的な理由から電子ピアノを使用していますが、逆に電子ピアノを使っているので、色々と音色を変化させてアンサンブルを楽しんでいます。
何しろ皆さん楽しい方々なので笑いが絶えない楽しい雰囲気です。
アシスタントとして、東海大学の学生、院生、卒業生たちがお手伝いさせて頂いてます。実践的な教育の場としての役割も果しています。
2010年5月記
伊藤恵子ピアノリサイタル1~告知(2010年7月11日)
伊藤恵子さんピアノリサイタルについてご案内致します。
日時:2010年7月11日
開演:19時 / 場所:テッドアートスタジオ
前売:2500円 / 当日:3000円
※デッドアートスタジオ:
恵比寿駅西口を出て、「恵比寿銀座」を通り、一個目の信号を渡り左側へ真っ直ぐ。カルピス本社、スポーツジムビビオ、を越したあたり、共立電気ビル7階
- 伊藤恵子さんは国立音楽大学ピアノ専攻出身の新進気鋭女流ピアニストです。
- 最近はピアノ以外にアコーディオン演奏家としても活躍中というマルチな音楽家です
- 私も時々ピアノ聴かせて頂いてますが、理知的でしかも暖かい演奏をされる方です
プログラム
バッハ/パルティータ6番
ラヴェル/ハイドンの名によるメヌエット
ラヴェル/道化師の朝の歌
シューマン/幻想曲
2010年6月記
ホール探訪#2 茅ヶ崎市民会館小ホール(神奈川県茅ヶ崎市)
ホール探訪 / #2.茅ヶ崎市民会館小ホール【2010年4月現在】
アクセス:神奈川県茅ヶ崎市/JR茅ヶ崎駅より徒歩10分位。バス利用した方が良い。茅ヶ崎市役所に隣接していて、茅ヶ崎の中心地という感じ。
ホール概観:
客席400名程度。少し古い感じがする。それがホールの風格に繋がっている?
客席は前3分の1位がフラット、後ろが傾斜している。
サウンド:
ピアノ(ヤマハフルコン)はよく音が出ます。中音域から低音域にかけては音が出過ぎる感じ。
会場で聞いてみると、残響はあまり感じられない。生の音が聞こえてくる感じがする。だからダンパーベダルの使い方がポイント。
少しこじんまりした演奏の方が好感度が上がりそう。
柔らかなタッチ・音色を目指して演奏すると良いと思います。
2010年4月24日記
ホール探訪#1杉田劇場(神奈川県横浜市)
ホール探訪・・・#1杉田劇場【2010年4月現在】
【ホール探訪:私が訪れた&演奏した経験があるホールとピアノについて、あくまで私見でレポートします。ビアノは調律・整音によってイメージが大きく変化します。記載した期日の状況とお考え下さい。】
アクセス:神奈川県横浜市/根岸線新杉田駅より徒歩5分位。駅に隣接したレストランやマーケットなどが入ってるビルの5階
ホール概観:
客席310名。こじんまりしてますが、2005年頃施工されたホールらしく、とても綺麗です。
客席は前半分がフラット、後ろ半分がやや傾斜している。
サウンド:
ピアノのメーカーは忘れましたがよく調整されたピアノで弾きやすく音も綺麗。ただ、私は伴奏での出演だったのでピアノソロの場合の状況はわかりません。感触が変わるかも知れません。
会場で聞いてみると、程よい残響もありグッド。ステージが非常に近くに感じられます。細かなニュアンスもビビッドに伝わります。逆に「アラ」が見えやすいとも言えます。
2010年4月24日記
貞静学園で教鞭を執っていた江田礼子先生のこと2(2010年3月)
共感覚の解説~色字共感覚について
共感覚について少しご説明します。
共感覚というのは、簡単に言ってしまえば、聴覚と視覚、嗅覚と触覚…というように人間が持つ五感のうちいずれかの感覚にお互いに関連する何か?を感じることです。
ちなみに第6感は違います(笑)
一説によると25000人に一人。別の説だと2000人に一人。
いろいろな説がありますがよくわかっていません。
最近はこだわりもなくなってきたので、共感覚を持っている方が「自分は共感覚だ」と名乗ってくださるのですが、
昔は、「変な奴」と思われたくないから黙っていた?とも考えられます。
ちなみに芸術というのは、何か別々な事柄につながりを感じることから生まれいずるという側面もあり、
芸術には、共感覚的な比喩が潜んでいると主張する学者もいます。
例)庭の噴水を見てインスピレーションを沸かせて名曲「エステ荘の噴水」を作曲したリストなどなど。
ちなみにエステ荘の噴水については、NHKのアマデウスという番組にも取り上げられていました。
話は本題に…
いろいろな種類の共感覚の方がいらっしゃいますが今回は字を見るとその字に色を感じる色字共感覚についてです。
どの字が何色にみえるか?はその人独自の感覚なので、共通性はありません。
今回は「3」の字を赤色に感じる人の場合です。
今みえている写真をご覧ください。
全部黒白の数字の羅列の写真をですね。もし、3の字に赤色を感じる方は、もう一枚の写真の様に見えているらしいです。
つまり、カタカナの「キ」がみえてくるはずです。
しかも一瞬見ただけで即座にそう見える。又、時間がたっても感覚は変わらないので、いつも同じに見えるらしいです。
もし皆さんの中で、今回の様に字に色を感じる方がいらっしゃったら是非是非コメントを残してくださいね。
感想を教えてほしいです。
2010年3月12日記
面白ピアノ曲解説14.晩秋の森に吹く風~シベリウス/樅(もみ)の木
樅(もみ)の木~晩秋の森に吹く風
Sibelius – Granen, The Spruce op.75-5
樅(もみ)の木は、Wikipediaによると、樅、学名:Abies firma)は、マツ科モミ属の常緑針葉樹だそうです。有名なクリスマスキャロル『もみの木』(ドイツ語原題: O Tannenbaum; おお、モミ(Tannen)の木よ)からもうかがわれるとおり、ヨーロッパでは伝統的にヨーロッパモミが使われてきた様です。
面白ピアノ曲解説13.鳥の鳴き声が3D感覚で聴こえてくる名作~ラヴェル/悲しき鳥たち
悲しき鳥たち~鳥の鳴き声が3D感覚で聴こえてくる名作
M.Ravel – Miroirs / Oiseau tristes
2010年11月15日記
面白ピアノ曲解説12.「家具の音楽」の巻~サティ・ジムノペディ1番
ピアノ曲解説12.「家具の音楽」の巻
面白ピアノ曲解説11.「昼から夜へ移り変わる魔法の時」の巻
私は、眼をつぶって聴いていると夕暮れの風景が浮かんできます。
2010年08月12日記
面白ピアノ曲解説10.「ベートーベンが恋人に捧げたソナタ」の巻
ベートーベン / ピアノソナタ24番テレーゼ
Beethoven / Piano Sonate No.24 Op.78
「ベートーベンが恋人に捧げたソナタ」の巻
写真はベートーベン永遠の恋人とも言われているテレーゼ(テレーゼ・フォン・ブルンスヴィック)さんです。
ベートーベンの死後恋文が発見され、その宛先が誰か?数多くの研究者が研究していられます。つまりその宛先こそベートーベン永遠の恋人だろう!と言う訳です。
テレーゼさんはその最有力候補らしいです。
また、あの有名な「エリーゼの為に」のエリーゼは実はテレーゼだったという説もあります。実名では刺激的だから少し名前を替えた?
ピアノソナタ24番はテレーゼさんに捧げられており、少なくてもその時ベートーベンとテレーゼさんは仲が良かったと思います。
曲は壮大な作品が目白押しな中期のベートーベンにしてはコンパクトな2楽章構成です。
最初はゆったりしたオルガンの様な響きから始まります。
そのあとから聞こえて来るメロディー(第一テーマ)も嬰ヘ長調のイメージも加わり優雅でしかも爽やかでもあります。
その後違うメロディー(第二テーマ)も聞こえて来ますが、イメージは代わりません。
チャーミングな曲です。