共感覚の解説~色字共感覚について

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共感覚について少しご説明します。

共感覚というのは、簡単に言ってしまえば、聴覚と視覚、嗅覚と触覚…というように人間が持つ五感のうちいずれかの感覚にお互いに関連する何か?を感じることです。
ちなみに第6感は違います(笑)

一説によると25000人に一人。別の説だと2000人に一人。
いろいろな説がありますがよくわかっていません。
最近はこだわりもなくなってきたので、共感覚を持っている方が「自分は共感覚だ」と名乗ってくださるのですが、
昔は、「変な奴」と思われたくないから黙っていた?とも考えられます。

ちなみに芸術というのは、何か別々な事柄につながりを感じることから生まれいずるという側面もあり、
芸術には、共感覚的な比喩が潜んでいると主張する学者もいます。
例)庭の噴水を見てインスピレーションを沸かせて名曲「エステ荘の噴水」を作曲したリストなどなど。
ちなみにエステ荘の噴水については、NHKのアマデウスという番組にも取り上げられていました。

話は本題に…
いろいろな種類の共感覚の方がいらっしゃいますが今回は字を見るとその字に色を感じる色字共感覚についてです。
どの字が何色にみえるか?はその人独自の感覚なので、共通性はありません。
今回は「3」の字を赤色に感じる人の場合です。

今みえている写真をご覧ください。
全部黒白の数字の羅列の写真をですね。もし、3の字に赤色を感じる方は、もう一枚の写真の様に見えているらしいです。
つまり、カタカナの「キ」がみえてくるはずです。
しかも一瞬見ただけで即座にそう見える。又、時間がたっても感覚は変わらないので、いつも同じに見えるらしいです。

もし皆さんの中で、今回の様に字に色を感じる方がいらっしゃったら是非是非コメントを残してくださいね。
感想を教えてほしいです。

2010年3月12日記

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