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Kazuhiro Yamawaki
8月 25

新美妃香里さん、森小百合さん、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールにて受賞(2013年8月25日)

第25回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールにおいて新美妃香里さん、森小百合さんが全国大会に進出し受賞されました。

 

新美妃香里さん・・・国立音楽大学演奏学科2年在学中。私のクラスで勉強されています。審査員賞をいただきました。新美さんは前回の全日本ジュニアクラシック音楽コンクールでも同じ審査員賞をいただきました。

※第25回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールでは、1位~4位が該当なし、5位が一人。そして審査員賞という位置づけのようです。

 森小百合さん・・・国立音楽大学演奏学科3年在学中。私のクラスで勉強されています。今回は奨励賞をいただきました。

 

3月 28

ホール探訪#9 北とぴあつつじホール/withヤマハCFⅢ

北とぴあつつじホール/withヤマハCFⅢ

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夢コンの審査が北とぴあつつじホールで行われたので、つつじホールでピアノ+室内楽的な演奏を聴くことができました。

北とぴあ つつじホールはJR王子駅から徒歩2分という絶好のロケーション。東京都北区の区役所などの施設と併設されています。キャパは400名前後。

舞台は意外と狭い。室内楽で8人の奏者とピアノで舞台がいっぱいな感じ。

当日はヤマハでしたが、ピアノ自体のコンディションはあまり良くない感じです。(2013年3月28日現在)音質は少し粗い感じ。審査を一緒にしていた先生によるとこのホールにはスタンウエイDがあるようで、そちらのほうがコンディションが良い様です。

ホール自体の設計が古い?為か、ホール内ではそれほど響きは感じれず、ピアノの生の音がダイレクトに聞こえて来る感じです。だから、もし、ここで演奏会するならチョイスはスタンウエイがベターな気がします。

2013年3月28日記

3月 28

夢コン地区本選の審査に行ってきました(2013年3月28日)

フリューゲル・ピアノコンチェルト・フェスティバル2013 第25回「夢コン」地区本選の審査にお伺いしました。

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  • 毎年審査にお伺いしているコンチェルトのコンクールです。
  • 北とぴあつつじホールで開かれました。
  • 弦楽器5人+フルート・オーボエ・ファゴットの計8人でのオケ伴奏と一緒に演奏します。本選というコンクールの一環ですが、このアンサンブル体験自体に非常に意義があると思います。聞いていても楽しいコンクールです。

大阪で4月21日・28日に全国大会があります。詳しくは→こちらへ

2013年3月28日記

 

 

 

3月 24

竹内佑有君、PTNA入賞者記念コンサート出演(2013年3月23日)

竹内佑有君、PTNA入賞者記念コンサート出演されました。

詳しくは→こちら
本日第一生命ホールで、PTNA入賞者記念コンサートが有りました。

C級金賞で出演させていただけた佑有君。ショパンノクターン5番を立派に演奏しました。

(竹内君は愛知県半田市にあるマツイシ楽器店に所属しています。私は、毎月アドヴァイスレッスンということでお伺いしています。)

本番が一番良かったよ。つい最近中学受験を終えたばかりで、間に合うかと
とっても心配だったけど。よく頑張りました。
写真は、マツイシ楽器社長・マツイシ楽器講師の岩田先生、お母様と共に。

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2013年3月24日記

3月 20

沢田蒼梧君、小牧ソリストコンクールで銀賞を受賞。(2013年3月17日)

沢田蒼梧君、小牧ソリストコンクールで銀賞を受賞されました。

詳細は→こちら

沢田君は、学業とピアノの両立されています。立派です。

小牧ソリストコンクールは、中部フィルハーモニーと共演ができ、しかも参加料が無料。私も、リハーサルには立ち会ったんですが、指揮の山下一史先生もとっても丁寧にリハーサルをしてくださってました。とってもお勧めのコンクールです。

2013年3月20日記

 

 

3月 13

面白ピアノ曲解説16.テトラコードに支配されたソナタ~ベートーヴェン

Beethoven Piano Sonate No.7  Op.10-3 1st mov. 

ベートーヴェン ピアノソナタ 第7番 作品10の3 第一楽章

~「テトラコードに支配されたソナタ」の巻~

突然ですが、みなさん「テトラ」って言葉ご存知ですか?テトラポッドって聞いた事有りますよね。

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←こういうのです。

テトラというのはギリシャ語で「4」を意味する接頭辞だそうです。つまり日本語言うと4つの・・・という感じですね。

 

 

さて、今回のお題は「テトラ+コード」です。コードとは和音という意味なので、つまり「4の和音」→「4度の和音」となります。(少し苦しいけど・・・)

実際には、古代ギリシャでは2つの音の音程(幅)が4つ離れた和音をテトラコードと呼んでいたそうです。その中のダイアトニックがこのソナタに出現する「レ・ド#・シ・ラ」という冒頭の音列の元になっているようです。

すこし堅い話になってしまいました。このテトラコードによって作られた音列が7番のソナタ1楽章ではしつこいほど出てきます。更にややこし事に、テトラコードで書かれたテーマが4回繰り返す事が良くあります。まさにテトラだらけ??

聞いていると、同じメロディが何度も繰り返され、しかも徐々にエスカレーションしていく感じです。それがこの曲のはつらつさにつながっています。オクターブもよく出て来るのでエネルギッシュなイメージも有ります。若々しくはつらつとしたベートーヴェンの青年時代を彷彿とさせるような曲です。

 

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2013年3月13日記

3月 12

面白ピアノ曲解説15.夏の海を連想させる舟歌~ショパン

Chopin Barcarolle Op.60 /  ショパン 舟歌  作品60

「夏の海を連想させる舟歌」の巻

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ショパンの舟歌はいわゆる玄人好みな作品です。ショパン円熟期の作品であり、演奏するのは技術的にではなく、音楽を表現するという部分においてかなり難しい曲とされています。「人生経験を積まないとあの曲は弾けない」等々とも言われています。しかし、曲の持つ雰囲気は若々しいと私は思います。

穏やかだけど明るい雰囲気は聞いていて気持ち良いです。何となくわくわくしてきます。とにかく美しい舟歌です。つまり波に揺られてる感じがします。季節は絶対夏。しかもまだギラギラ暑くない初夏を思い浮かべます。途中何となく雰囲気が怪しげ?になりますが、そのあと、穏やかで幸せな気分に浸れます。

作曲当時、ショパンは健康にすぐれなかったはずですが、この曲からはそういう不健康な感じや。悩ましい感じはしません。

 

2013年3月11日記

 

3月 09

沢田蒼梧君、小牧ソリストコンクール本審査へ進出(2013年3月)

沢田蒼梧君が小牧ソリストコンクール本審査へ進出されました

沢田君は愛知県半田市にあるマツイシ楽器店に所属されています。私は月に一度程度アドバイスレッスンという事でマツイシ楽器に伺っています。

沢田君は文武両立?いや、学力とピアノの両立を見事に実現されています。

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  • 1次審査(テープ審査)2次審査(演奏)を通過して見事に本選に進出されました。
  • 基本的にピアノやバイオリンで、本選では中部フィルハーモニー(生オケ)との共演となるそうです。指揮は山下一史氏。
  • 本選はコンクールですが、オケとの共演を楽しんでもらいたいです。
  • 2013年3月17日 小牧市市民会館ホール(愛知県)14:00開演・・・お近くの方はよかったら聞いてあげてください。詳しくはこちらへ

2013年3月8日記

 

3月 08

公式オープンです。

皆様

今まで、試験的に入力してきましたが、やっと移転も終わり今日から公式に運用させていただきます。

ずぼらな性格で、なかなかHPの更新もままならない事が多かったですが、システムを変更して、PC&iPad&iPhone から全ての入力ができるシステムにしましたので、更新も今まで以上にできる???と思います。

どうぞ、のぞきに来てくださいまし。

よろしくお願いします。

 

 

3月 06

電子ピアノを使って子供のレッスンをよりわかりやすく

※私が実践している方法をご紹介します

私が普段のピアノレッスンに使っている方法を少しづつアップします。

 

1.リズムサポート 

※2009年12月3日記

実践例
付点リズム 例)バスティン・ピアノメソードLevel3「ブギ」
実際の使用法:電子ピアノにはリズムボックスがあります。ブギのリズムを選択してリズムボックスに合わせて弾く練習をします。
リズム、特に16分音符のキレを良くする為に非常に効果的です。
通常は電子ピアノのリズムに合わせてGPで弾いていますが、あえて電子ピアノを使用して少し音が固めのエレピの音で弾く練習もします。より、リズムがはっきりします。
注意点:電子ピアノで弾いた場合は、かならず、GPでもう一度同じ曲を弾くこと様にしています。電子ピアノのタッチで完結したくないからです。

 

2.音色の変化によるイメージ拡大法

※2010年3月28日記

実践例
音色を重ねる/その1
(レイヤー機能・オクターブ)
例)バッハ・フランス組曲第3番よりジーグ
バッハの作品を現代のピアノで演奏する場合、当時使用されていた楽器のイメージから得られるニュアンスも大切です。
ジーグは組曲の最後を飾る場合が多く、当時もオクターブ上や下の音を加えて演奏される場合もありました。
チェンバロによる演奏でも、ヘルムート・ヴァルヒャの演奏などでは、盛んに当時の音色の加える機能を利用した演奏をしています。
ピアノにおいては、このようなオクターブの音が同時に鳴るという感覚は得られにくいです。
ほとんどの電子ピアノには「チェンバロ・ハープシコード」の音色があります。
少し機能の高い機種の場合、レイヤー機能を使ってオクターブ上やオクターブ下に設定したチェンバロの音色を加えて弾いて見ると、当時のジーグの感触を追体験できる場合があります。
 音色を重ねる/その2
(レイヤー機能・音色を重ねる)
例)バッハ・フランス組曲第3番よりメヌエット
バッハの作品を現代のピアノで演奏する場合、当時使用されていた楽器のイメージから得られるニュアンスも大切です。
チェンバロの演奏では、弱音(ミュートされた音)で演奏されている場合もあります。
ある楽曲はすべてのチェンバロで弱音を使うということではありません。演奏者のセンスに委ねられている場合が多いのですが、弱音(ミュートの音色)も味わい深いものです。
多くの学習者はチェンバロの音はピアノと同じように基本的に一種類と考えられているのではないかと思います。
さて、弱音のニュアンスをどのように電子ピアノで体験するか?が工夫するポイントでもありますが、私は、レイヤー機能を使ってチェンバロの音に弦楽器のピチカートの音色やハープの音色を加えています。
本物のチェンバロの音と全く同じとは言えませんが、それに近い感覚は得られます。
生徒さんたちは、チェンバロの音を画一的には考えなくなりました。

 

 

 

3月 06

大人のピアノレッスン【基礎編】

【参考記事】ムジカノーヴァ2009年6月号執筆記事を改編して転載させていただきます。ご覧いただければ幸いです。

1.生徒さんたちとのお付き合い

大人の方でピアノを習う人たちを大まかに4つのグループに類別してみましょう。

グループ名 年齢 音楽的経験 その他
A ~30歳代 高校生位まで何らかの形でピアノを習っていた。もう一度習い始めたい。演奏を極めたい。 社会人。独身の方が多い。
音大出身の場合もある。
B ~50歳代 昔習ったことがあるが、間が空いてしまい少し忘れている。 女性:子育てが落ち着いた。
男性:仕事も順調。趣味の時間を作れるようになった。
多趣味。
サークル活動等もしている。
C 60歳代~ 全く初めて。昔からピアノを弾いてみたいと思っていた。やっと時間ができた。 仕事はリタイアしている場合が多い。
子供の頃はピアノを習えなかった。
だから、今憧れのピアノを習いたい。
子供たちが習っていた時のピアノが家に残っているし、
D 60歳代~ だいぶ前に少しだけピアノを習った経験がある。 実は今はコーラスなどにも興味がある。音楽が大好き。人生をエンジョイ中

各グループについて

A 子供の頃からの演奏経験を活かしてよりより上達することを目指している方々。社会人になって人生経験を積んで行くことで音楽的な理解も深まります。新しい発見をすることも多くあります。練習時間は充分ではないことを、「心の負債」として抱えている場合も多いです。しかし、負債を抱える必要が全くなく、少ない時間の中で何が出来るのか工夫していく事の大切であること、練習時間が取れなくても「心」があれば上達することを分かってもらえる様にしています。
B 全てに積極的な方々。人生を謳歌しているともいえます。
社会的な環境もあると思いますが、音符が読めない方はほとんどいません。
ピアノの演奏経験はまちまちですが、皆さん音楽的な成長・演奏能力の向上を求めていられます。
少しでも上手になりたい。
難しい曲にも挑戦したいと思っていられます。
難易度の高い曲もオリジナル楽譜も挑戦できます。
レッスンでは、曲のイメージ・解釈、作曲者の特徴にとどまらず、演奏テクニックについてもどんどんお話します。
運動生理学的な部分にも興味をもたれている方も多いです。
CとD 人生の先輩に物事を教えることである熟年の方のレッスンでは、人として先輩方とお付き合いする気持ちが大切です。
生徒さんといっても、人格的もすばらしく非常に意義のある仕事をされていた方が多くいらっしゃいます。
私は立場的には「先生」と呼ばれていますが、先輩方から見れば、未熟者です。
ですから、生き方・考え方を学ばさせていただいているという気持ちで接しています。
未熟であっても一生懸命であることが先輩方にかわいがっていただく事に繋がります。
C  大人の方は、いつも頭の中には音楽・メロディが溢れています。表現したい気持ちが強いのです。
しかし、熟年になって習い始める場合、指を動かすことは大変です。
音楽のイメージと実際の演奏のギャップを埋めてあげることが大切です。音楽を奏でる感動を感じてもらいたいです。
始めての方にとっては左右別な動きは非常に大変なので、片手でメロディを弾いてみることから始めることになります。
片手で弾ける簡単なメロディでも、心から歌うことで音楽的な感動を味わって頂く様に心がけています
D 経験がある方でも年齢を重ねれば、身体的な能力は若い頃とは違ってきます。しかし、音楽的なイメージはより深く、高いものになっていきます。この2つの要素のバランスを取れるようにしてあげたいです。
みなさん憧れの曲があります。しかしオリジナルは難しすぎる場合も多々あります。そういう場合アレンジされた楽譜積極的に使います。
更に弾きやすくリアレンジもします。大切なのはその曲の音楽的魅力感じること・弾けた歓びや達成感を持つことです。曲の音楽的魅力・音楽的感動を深く感じる事も大切です。理解することは、演奏することと同じくらい大切に感じていられます。年齢を重ねてくると、昔できたこと(弾けたこと)が出来なくなっていくこともありますが、その状況を一番良く分かっているのは本人です。
寂しい思いをされているかもしれません。出来ないことを指摘するより、今出来る

2.レッスンの形態・具体的な方法

レッスンは一般的に個人レッスン(以下Sレッスン)が中心ですが、大人のレッスンで大切なコミュニティ・仲間作りに有用であるため、大手音楽教室ではグループレッスン(以下Gレッスン)も積極的に取り入れている様です。東海大学で行っているGレッスンの経験から大人のレッスン特徴についてお話します。

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※東海大学エクステンションセンター「大人のた,めのピアノ講座」

形態 メリット デメリット
グループレッスン ・コミュニティとしての魅力
・初心者には、一緒に始めるなら緊張しないで済むという安堵感。
・アンサンブルができる。
・ピアノ以外音色のイメージが広がる。
・レッスン時間を多く取れるので、時間内に練習も出来る。
・広い教室の確保が大変・電子ピアノを使用するため音色的なクオリティは高く出来ない
・メンバーの音楽的素養をそろえる必要がある
ソロレッスン ・個人の音楽的な素養を高められる。 1対1という緊張した関係になってしまう。
グループレッスン 東海大学/大人のピアノ講座では、GレッスンとSレッスンを併設していますが、初心者の方は「弾けないことで恥ずかしい経験をしたくない」と思っている場合が多く、Gレッスンの方人気があります。
詳細は上の表ををご覧下さい。大切にしているのは教師を含めみんなが仲間であるという雰囲気を作り出すことです。5人~8人位のグループなので、教師一人では対応が難しく大学院生にピアノ教育の実践の場として手伝ってもらっています。
一年位経過すると個人差が出てきて、一緒のグループが難しくなる場合があります。Gレッスンをレベル別に分けして対応していますが、Sレッスンに収斂されていく方もいられます。
ソロレッスン 前述の様に生徒さんのタイプよって色々と工夫はしていますが、共通して言えることは、「楽しい」レッスンを心がけることです。
如何に生徒さん達と人間的な交流を深めていくかが重要です。
一緒に演奏することで得られる絆もあるので連弾も有効な手段です。
レッスンで模範演奏する場合、私は心を込めて全力で弾きます。
皆さん感受性がある方なので演奏に込められた気持ちを感じてくれます。
音楽的に分かり合えることは言葉を超えたコミュニケーションでもあります。
長く続けるには、先生・仲間との交流が大切です。
周りの人に自分の音楽を感じてもらうことは何にも変えがたい感動です。
教室内で仲間ができる雰囲気を作るように心がけています。
コミュニティー 大人のピアノレッスンでは、仲間との交流が何より大切です。
東海大学ではGレッスンを中心に添えてコミュニティ作りを目指していますが、Sレッスンの方も加えて、内輪での発表会をすることで更に仲間を作るように心がけています。
内輪というのは、仮に演奏が失敗してもお互いに許せて分かり合える雰囲気という意味です。
東海大学でも半年に一度演奏会をしています。
私たち講師も必ず演奏します。生徒さんたちとの連弾もします。
Gレッスンの強みを生かしてみんなアンサンブルもします。
一番大切にしているのは、「和気藹々」の雰囲気です。

3.大人のレッスンの特徴~教材・レッスンの進め方 

教材のジャンル 学ぶべき音楽的要素は子供も大人変わらないのですが、年齢によって好まれる音楽のジャンルも変わります。その方の好むスタイルの曲で学べる様にしていくと興味も沸き、進度も速い様です。タイムリーな話題も喜ばれます。東海大学での講座でもトリノオリンピックの頃、あの「トゥーランドッド」は人気がありました。
ソルフェージュ能力 熟年で始めると、音の判別・音符の判別に苦労される方もいられます。普段の生活で音を能動的に聴くという行為が余りなされていないためでしょう。音を積極的に聞く環境があると少しずつ理解されていきます。アンサンブルは相手の音を聞かなければならないので能動的に音を聴く訓練となるため有効な手段です。
両手で弾くということ 熟年になって始められると、両手が違う動きであると苦労される方がいられます。又、レガートで弾くにも、指先の柔軟性が必要ですが、どうしても肘・肩に力がはいってしまう様です。筋肉の柔軟性・運動神経に係わる部分は時間をかければ必ず改善されます。理解しているが出来ないという場合、長期的に見て一緒に練習しながら待ってあげることも大切です。
リズム感 熟年の方では、リズム感が一番難しいです。特に両手では、難しいところで止まってしまう方がいられます。受講されている方は「分かっているんだけど頭がついていかない。」とよく言われてます。理解していてもテンポ通り弾くことが出来ない場合、練習を重ねるとだんだん弾けるようになって来られます。俊敏に弾けるようになるためにかかる時間が、子供より少しだけ多いのです。
コードネーム 理解してから弾くという点では熟年の方は非常に優れています。ですからコードネームの考え方は積極的に取り入れた方が良いと思います。又、特にコードネームに言及しなくても、左の伴奏形の中に存在する法則等々について理解されてから弾かれると効果があります。
最後に ピアノ演奏も運動です。年齢を重ねれば、身体能力は少しずつ衰えていくのは当然です。ですから、年齢を重ねた方が現状を維持して変わらず演奏されている姿は、賞賛に値すると私は思います。非常に努力をしていることと思います。このことを忘れずに大人のレッスンをしていきたいと思っています。
3月 06

平塚おとなのピアノサークルの演奏会が有りました。(2013年2月16日)

私がお手伝いしている平塚おとなのピアノサークルの小さな演奏会が有りました。
http://hiratsukapianocircle.web.fc2.com/

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気がつくと8年目に突入。みなさん、初めは全くの初心者だったのですがとっても上手になられて音楽を純粋に楽しんでいられました。毎回、人生のよき先輩であるみなさんとお話を伺い、心に刻まれるものがたくさんあります。楽しく過ごさせていただきました。
2013年 2月 18日 記

 

3月 06

大村楽器川原専務のこと

大村楽器(神奈川県小田原市)でお仕事をされていた川原専務がお亡くなりになりました。

川原専務をしのぶ会に行ってきました。

川原専務は、大村楽器の教室運営を一手に引き受けていた仕事のできる先輩。
川原さんとはずいぶん飲み行きました。(連れてっていただきました)
彼は、ウイスキー通で、私にシングルモルトの魅力を教えてくださいました。
一度大病をされてからは、少し、動くのがつらそうに見えました。
でも、いつも独特の語り口(少しシニカル)で、変わらないご様子でした。
ですからきっと復活してくれると信じていました。
残念です。
(後で聞いたんですが肝臓が悪かった様です)
だから、きっと体がつらかったと思います。
気丈な方なんですね。
川原さんは、マック信奉者、オーディオマニア、ジャズドラムもたたくという趣味人でもありました。
在りし日の彼をしのんで、関係者がジャズとかを演奏する会でした。
きっと、川原さんも、どこかで聞いていてくれたと思います。

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川原さんのご冥福をお祈りします。
合掌。
2012年 10月 22日 記

 

3月 06

竹内佑有君、2012年度PTNAコンペティションC級にて金賞受賞

竹内佑有君、PTNA C級金賞受賞!!

http://www.piano.or.jp/compe/result/2012/final/gold.html#c 

竹内君は愛知県半田市のマツイシ楽器でピアノを勉強されています。
 
マツイシ楽器HP↓
私は、一か月に一回特別レッスンと言うことで、お伺いしています。
竹内君は去年もC級全国大会に進出され、ベスト賞を頂いています。
今回は、去年のベスト賞から飛躍して金賞を頂きました。
 
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竹内君はリリックな演奏をします。
彼のはくちょう(c級現代)は、はっとするような美しい音でだれもが魅了されます。
本人の前では言いませんでしたが、私も思わずひきつけられた事が何回もありました。
 
金賞受賞を一つのステップと考えて、されに飛躍してほしいです。
又、それだけの可能性(ポテンシャル)を持っていると思います。
ファイト!!裕有君!!
2012年 8月 24 日 記
3月 06

小林麗さん、新美妃香里さん、全日本ジュニアクラシックコンクールに入賞(2012年度)

全日本ジュニアクラシックコンクール入賞

国立音楽大学で私のクラスで学んでいる以下のお二人が全日本ジュニアクラシックコンクールにて以下の賞をいただきました。

http://www.tiaa-jp.com/jcmcj/history/23rd.html

日ごろの努力が実を結んで私もうれしいです。
これからもどんどん飛躍してほしいです。
小林麗さん/国立音楽大学鍵盤学科4年・・・最高位 4位入賞(1位~3位なし)
新美妃香里さん/ 国立音楽大学鍵盤学科1年・・・審査員賞
2012年 8月 30 日 記
3月 06

世界の名曲を訪ねてⅢ(2011年12月3)

世界の名曲を訪ねてⅢ~2011年12月3日・立川市高松学習館に出演しました。

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今年で3回目の出演です。
今回はアコーディオンの伊藤恵子さんとフルートの西田紀子さんにゲスト出演していただきました。
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前半のドビュッシーのソロからスペイン・ラテンとコンサートが進み、
情熱大陸・リベルタンゴなどを演奏させていただきました。
楽しく・スリリングな経験をさせていただきました。
2011年 12月 3日 記

 

 

3月 06

東海大学こどものためのリトミック・ピアノ教室(第7期2012年4月~)

第7期東海大学こどものためのリトミック・ピアノ教室

第7期が5月9日から始まりました。
1年に前後期を開催しているので、丸三年過ぎて4年目に突入しました。
施設を貸して下さっている 東海大学付属本田記念幼稚園
講座のマネージメントをしてくださってる 東海大学エクステンションセンタ―
に感謝です。
リトミックの要素を取り入れて
お子さんに楽しみながらピアノを学んでいただくというコンセプトです。
始めは手探りでいろいろと悩みましたが、去年くらいから大まかな方針が固まり
今年からは、講座内容(カリキュラム)の標準化を目指しています。
学生・院生諸君にTA(ティーチング・アシスタント)として授業の一部分を任せています。
彼女らへの現場の提供とその環境の中での彼女らの成長も考えて開催しています。
今回、一緒に講師をしてくれている上村綾乃さんが
子供たちにドレミのキーボードでの場所をを楽しみながら覚えてもらうために
新しいグッズ(ドレミ・さかな)を提案してくれました。
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ドは赤、レは黄色…となっていますが、この配色は
ミュージックベルの配色に準じています。
リトミック分野のアンサンブルレッスンでミュージックベルを多用しているので
色彩的な関連を目指しています。
 
2012年 5月 26日 記
3月 06

大人のピアノ教室記念コンサート2011の様子(2011年9月24日)

大人のピアノ教室記念コンサート2011レポート

2011年9月24日(土)に無事開催されました。
会場:東海大学松前記念館(於:東海大学湘南キャンパス)
皆様のおかげです。
熟年の方々の熱演、心に残りました。
当日の様子少しご紹介します。
(いずれもリハの様子)
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大人の教室で恒例のアンサンブルのリハーサルです。
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ゲスト出演された東海大学芸術学科音楽学課程の講師の先生方々。
2011年 9月 25日記
3月 06

小林麗さんが国立音楽大学主催の「公開レッスンに出演(2011年10月24日)

国立音楽大学で私のクラスで学ばれている小林麗さんが公開レッスンに出演します。

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2011年10月24日:国立音楽大学講堂小ホールです。
ミッシェル・ダルベルト教授の公開レッスンです。
麗さんは、リサイタルを開くなど積極的に勉強されています。
当日、良い演奏してくれると期待しています。
2011年 10月 20日記
3月 06

高見祐果さん、黒澤瑠璃子さんが第21回日本クラシックコンクール入選

第21回日本クラシックコンクール全国大会

以下の二人の方が全国大会へ進出されました。
 
大学女子の部 高見祐果さん
現在、国立音楽大学演奏学科鍵盤楽器専修3年生
大学で、私のクラスで学んでいる方です。
Ravel:「鏡」より悲しき鳥たち、道化師の朝の歌
を演奏されて全国大会に進出されました。
 
高校女子の部 黒澤瑠璃子さん
 
現在湘南白百合学園高校1年生生
現在、私の教室で学んでいる方です。
Debussy:「映像」第二集より 金色の魚
を演奏されて全国大会に進出されました。
 
お二人とも日頃の努力が実り良い結果につながりました。
全国大会でも、良い演奏をしてほしいと思います。

 2011年 10月 26日記