ミヨー/スカラムーシュより第3楽章 ブラジレイラ(ブラジルの女)
Milhaud/ Scaramouche Brazileira
今回はフランス人の眼に映った?ブラジル音楽です。作曲者ダリウス・ミヨーは1892年生まれ。フランス6人組と言われた当時新進気鋭の作曲家です。外交官の仕事でブラジルに滞在していた時のイメージで書かれたと思われます。
スカラムーシュは元はピアノとサックスの為の作品ですが、ミヨー本人が2台ピアノの為に改編しました。3楽章のブラジレイラは全編サンバなどの、ラテンのリズムに溢れています。暑くてジメジメ(…これって日本風?)ではなく、暑いけど湿度低く、でも太陽はギラギラの夏のイメージです。暑いけど爽やか!海でちょっとオシャレに過ごすって感じです。
ミヨーさんは、病気でずっと車椅子生活だったらしいです。ブラジレイラの様な陽気な女性に憧れを持っていたのでしょうか…
2010年7月2日記
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