我が家のグランドピアノは20年経過した超ベテランです。
でも、今でも現役でがんばっています。
それには訳があります。いろいろと改造してます。
そんなG2君の改造秘話お話します。
調律師の方々から見ると不穏当は発言もあるかも?
その節はぜひご容赦を!!
G2君のスペック YAMAHA G2 E2800278
・チューニングピン
写真で見えますか?シルバーの弦を巻いているピンです。
G2君は昔は黒いピンでした。
音が狂いやすくなったのでシルバーのピンに交換。
効用:音のが狂わなくなりました。
いわゆる「とまり」がよくなりました。
作業:まず、今までの黒いピンを引っこ抜く。
(手伝いましたが、かなりの肉体労働です)
次に大きなドリルで穴を大きくする。
人力でねじをねじ込むように差し込む。
ピンを交換する時は、弦も一度はずすので、
必然的に弦の張替えになります。
・弦の張替え
G2君は今までに2度の張替えを経験してます。
効用:圧倒的に音の伸びがよくなります。
本来持っているそのピアノのキャラクターを残しつつ
生き返ったような華やかでみずみずしい音がします。
弦の種類:ピアノの弦はいわゆるピアノ線と巻き線があります。
巻き線は細い銅線巻いたもので低音に使います。
巻き線には「手巻き」と「機械巻き」があります。
20年来G2君の面倒を見てくれているU氏が
「手巻き」線を作ってくれました。
「手巻き」は作った人の根性が乗り移るようで、
G2とは思えない豊かな低音がなります。
yahooブログKazのpianoの話いろいろからの転載 / 2006年3月10日記